太陽光パネルの野立て設置工事での基礎スクリュー杭の打ち込み作業にて、重機を使うほどのパネル数(規模)ではなかったり、設置場所が傾斜地で重機が使えない、既に設置されている現場の手直し工事のため重機が入らない、現場付近の車道が狭くて重機を止めておけない、重機不足で手配がつかなかったり重機の購入費用やレンタル費用が高い、といった場合には、高トルクハンドオーガが役立ちます。低騒音で調達コストも抑えることができ、手軽に楽々利用できるハンドタイプの杭打ち機です。当社では、実機をご覧になりたいというお客様のご要望にもお応えしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

高トルクハンドオーガとは

前から見た高トルクハンドオーガの外観
横から見た高トルクハンドオーガの外観と油圧ユニット

高トルクハンドオーガとは、小型エンジン式の油圧ポンプユニットを動力としたハンドタイプの杭打ち機です。
設置する太陽光パネルの枚数が少ない小規模な施工で、杭を打つ土壌が比較的やわらかい地質のときに最適です。

通常、太陽光パネルの架台基礎工事でスクリュー型の杭を打ち込む作業は、重機に専用のアタッチメントを付けて打ち込みますが、重機の油圧部分を小型エンジン式の油圧ポンプユニットとすることで、ハンドタイプの小型杭打ち機を実現しました。

高トルクハンドオーガは、振られ防止バー(ショックアブソーバー)が伸縮式のため、杭を打つ地面の地形に合わせて設置することができます。トルクは重機で使うアタッチメントの約5分の1ほどですが、比較的やわらかな地質であれば、1日に60本の杭を打ち込んだ事例もあります。
施工先の現場環境に応じて高トルクハンドオーガを利用すれば、無駄な重機の回送費やオペレータ費用もかからず、不必要な経費を削減することができます。

当社では、高トルクハンドオーガのレンタルと販売をしておりますので、使用頻度に応じてご利用ください。なお、高トルクハンドオーガの接続用フランジは、お客様所有のスクリュー杭フランジ部分の形状に合わせて製作可能です。

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高トルクハンドオーガの特長

  • ハンドタイプで杭打ちができる! ちょっとした杭の手直しにも便利です。
  • 高トルクハンドオーガは、重機が入れない現場や傾斜地、小規模な杭打ち現場などに最適です。
  • 伸縮式のショックアブソーバー(振られ防止バー)仕様で、地面の地形に合わせて設置が可能です。
  • 掘削トルクが410N.m 67回/Min と従来の電動式ハンドオーガよりもパワフルで油圧で動作するため、モーターの焼付きによる故障もありません。
  • 高トルクハンドオーガの本体重量は29kg。油圧ユニットの重量は40kgで車輪付き! 軽量・コンパクトなのでライトバンでも運搬でき、移動や持ち運びが容易です。
ライトバンに積んだ高トルクハンドオーガと油圧ユニット

動画でみる高トルクハンドオーガ(YouTube)

油圧杭打機『高トルクハンドオーガ』の使用例

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高トルクハンドオーガの仕様と使用例

主要寸法図

高トルクハンドオーガの主要寸法図(トルクバー収納)
高トルクハンドオーガの主要寸法図(トルクバー最大のばし)

製品仕様

商品名 高トルクハンドオーガ
型式 AH205Z
最大トルク(Nm) 410
回転数(回/min) 67(20L/min時)
寸法(mm)
差込ハンドル無
トルクバー収納
延長トルクバー取外
512×1,824×250
差込ハンドル有
トルクバー最大のばし
832×3,570×250
オーガ径(mm) 75
作動油圧(MPa) 9.8~12.5
最高圧力(MPa) 12.5
許容背圧(MPa) 7
油流量(L/min) 20~25
本体重量(kg) 29
接続口金 3/8インチカプラ
オプション 油圧ユニット、スクリュー杭専用フランジ、
オーガ刃、オーガ刃継手(500L・900L)

使用上のご注意と使用例

  • * 高トルクハンドオーガはハンドタイプのため、硬い地質などでは杭が打てない場合があります。
  • * 下穴用のオーガ刃で下穴を掘り、その下穴に杭を刺して高トルクハンドオーガを乗せます。
  • * 回転操作1名と杭の打ち込み操作2名の最低3名での操作になります。
     回転操作1名と杭の打ち込み操作2名の最低3名での操作図
  • * 油圧ユニットはガソリン式エンジンになりますので、燃料のガソリンをご用意ください。

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高トルクハンドオーガの活用事例

重機が使えない環境や小規模な野立て太陽光パネルの設置工事にて、高トルクハンドオーガを使って架台基礎の杭打ち作業をおこなった事例をご紹介いたします。

事例太陽光パネルの野立て架台グランドスクリュー基礎工事に高トルクハンドオーガ

初めてのグランドスクリュー基礎工法に高トルクハンドオーガが大活躍!
オーガ刃を利用して2.3mのスクリュー杭18本の杭打ち作業をおこなった事例です。

千葉県内の野立て太陽光パネル設置工事にて、スクリュー杭の打ち込み作業に高トルクハンドオーガをレンタルでご利用いただいた施工現場に訪問し、施工業者様にお話しを伺いました。

当社:今回のご利用は初めてですが、どのような経緯で当社の高トルクハンドオーガをお知りになりましたか。
お客様:野立て太陽光パネルの架台設置は、パイプ打ち込み式やコンクリート基礎が多かったのですが、今回の施工は初めてのグランドスクリュー基礎でした。そこで、元請け会社様に相談したところ、高トルクハンドオーガを勧められ、ハンドタイプの杭打ち機の存在を知りました。インターネットで検索したところ当サイトを見つけ、動画や施工事例を見ることができて、これなら今回の現場にちょうど良いと思いレンタルの問い合わせをしました。

当社:今回の施工規模を教えていただけますか。
お客様:太陽光パネルの枚数は48枚で12.24kwの発電規模です。スクリュー杭の長さは2.3m、本数は18本。グランドスクリュー基礎工事では、重機に杭打ち用のアタッチメントを付けてスクリュー杭を打ち込む方法を知ってはいましたが、スクリュー杭の本数が18本と少ないため、そこまでの機械の用意は必要ないと思いました。

千葉県内の野立て太陽光パネルの設置工事現場
高トルクハンドオーガを利用したグランドスクリュー基礎工事

当社:実際に高トルクハンドオーガを利用した杭打ちの施工状況について詳しく教えていただけますか。
お客様:スクリュー杭が2.3mと長かったので、まず付属していたオーガ刃で下穴を1cmほど掘りました。そこにスクリュー杭を押し込んで、杭の地面より1.3mぐらいの高さのところで高トルクハンドオーガのハンドルを作業員2名で押さえ、他の1名が高トルクハンドオーガを操作してスクリュー杭を打ち込んでいきました。結果、杭打ち作業の工数は3日間を予定していましたが、2日で作業が終了しました。

当社:高トルクハンドオーガを使ってみた感想をお聞かせください。
お客様:今回は付属のオーガ刃で下穴を開けてからの杭打ち作業だったため、オーガ刃と杭の接続作業に手間がかかりました。従って、次回からは接続フランジを2つ用意し、さらに効率良く作業したいと思います。このぐらいの規模の施工であれば、ハンドタイプの杭打ち機で十分です。費用面でも安く済むので次回も活用したいと思います。
当社:高トルクハンドオーガのご利用と詳しいお話しをお聞かせいただき、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

事例狭い現場や山の傾斜面でもスクリュー杭を打てる高トルクハンドオーガ

狭くて重機を使えない現場や傾斜面への太陽光パネル野立てグランドスクリュー基礎工事に!
道のりが狭く重機を搬入できない山の傾斜面での杭打ち作業を高トルクハンドオーガで解決した事例です。

山の中の傾斜面に、野立てで太陽光パネルを設置する工事を請け負った業者様からご連絡がありました。杭打ちの本数は60本とさほど多くはありません。ただ、今回の現場が山の中にあり、そこまでの道のりが狭く重機を搬入できないとのこと。
そこで、油圧式ハンドタイプの小型杭打ち機「高トルクハンドオーガ」と「油圧ユニット」をご利用いただきました。

高トルクハンドオーガは本体重量29kgと軽量で、仕様もコンパクトな杭打ち機です。また、油圧ユニットは本体重量40kgで車輪がついており、高トルクハンドオーガも油圧ユニットもライトバンに積載できて、ライトバンからは手運びで現場に搬入することができます。
手持ちで杭打ち機を少しずつ移動しながらの作業もできますので、設置済み現場などでの杭の手直し作業にも向いています。また、人の手でスクリュー杭を打ち込むため、高トルクハンドオーガの水平器を垂直に当てて、少しずつ確認しながら垂直にスクリュー杭を打ち込むことができるのも、高トルクハンドオーガのメリットです。

野立てで太陽光パネルを設置する山の中の傾斜面イメージ
高トルクハンドオーガによる太陽光パネル設置済み現場での杭の手直し作業

高トルクハンドオーガの回転数は毎分約70回転で、今回の現場は杭打ちの本数が60本と多くなく小規模な現場だったため、あっと言う間に60本の杭を打ち終えることができたとのことです。
小規模な野立てであれば、重機をレンタルするより安価に調達でき、運搬コストもかからず持ち運びも簡単なので、現場の地質に問題なければ高トルクハンドオーガのご利用をお勧めいたします。

山の中の傾斜面に高トルクハンドオーガで打ち込んだスクリュー杭
ライトバンから手運びで現場に搬入した油圧ユニット

事例高トルクハンドオーガで杭をうまく打ち込めないときの対処方法

柔らかい地質でも砂利が杭打ち作業の障害となった場合の対処法!
杭穴に刺し水をすることによって砕石のスクリュー杭への巻き付きを回避した事例です。

ある太陽光パネル野立て設置工事の杭打ち現場で、高トルクハンドオーガを使用されるということで立ち合いに行ってきました。野立て架台に使用する杭の長さは1,600mmで本数は90本です。こちらの現場の地面は一度盛り返しをした地面で、柔かい土(粘土質)でしたが、けっこう砂利の混ざった地質でした。

地面に下穴を600mm掘ってからその下穴に杭を刺し、高トルクハンドオーガを杭に乗せて杭とフランジをボルトで締め、いざ杭打ちを進めてみると、杭を900mmほど打ち込んだところで、どうしても先に進まなくなりました。
「なぜだろう。」と杭を抜いて状況を確認したところ、杭には細かな砕石が巻き付いていました。これらの砕石が回転にブレーキをかけてしまったようです。

そこで「杭穴に差し水」です!
杭穴に差し水をしたあとに、再度、杭打ちしてみたところ、すんなりと杭を所定の位置まで打ち込むことができました。差し水によって土と砕石の間に水が入り込むため、砕石との摩擦が減り、抵抗が弱くなります。

現場によって土の種類や地質の状況は様々なので、差し水で解決できないケースもあるかと思いますが、杭に細かな砕石が巻き付いて打込めなかった場合は、差し水をお試しください。

砂利が杭打ち作業の障害となり杭をうまく打ち込めなくなった高トルクハンドオーガ
杭を抜いて杭が先に進まなくなった杭穴に差し水を流し込む
差し水をしたあと高トルクハンドオーガで所定の位置まで打ち込むことができた杭

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