スカイアールキャリー垂直式
スカイアールキャリー垂直式とは
スカイアールキャリー垂直式とは、組立式の垂直型荷揚げ機のことです。
スカイアールキャリーのレールは最長1.8mの部材に分割できますので、現地までの運搬にトラックなどを手配する必要もなく、車両から現場までの持ち運びも容易です。
スマートな形状のため、狭い現場でも場所をとらずに設置でき、石膏ボードなどの建設資材や太陽光パネルなど重量物の荷揚げ、コンクリート殻などの重量物の撤去など、様々な荷揚げ作業の安全性向上とコスト削減に役立ちます。
垂直式のスカイアールキャリーは、アルミ製のレール、足場への固定金具、100Vウィンチ、台車、リミットスイッチ、操作スイッチ類で構成されており、これらの部材を現場で組み立てて足場に固定して使います。建物と足場の間に設置できるため、狭い場所でも少しのスペースがあれば荷揚げ可能で、現場に足場が組まれていればすぐ利用できます。
また、階段開口部、吹き抜け、押入れスペースにも設置できるため、屋内での重量物の荷揚げ作業にも活用できます。
当社では、スカイアールキャリーのレンタルと販売をしておりますので、お客様の使用頻度に合わせてご利用手段を選んでいただけます。まずはお気軽にご相談ください。
スカイアールキャリー垂直式の特長
- 設置が簡単! 現場に足場が組まれていれば、すぐに垂直式のスカイアールキャリーが使用できます。
- 家庭用の100V電源が1つあれば荷揚げ機が動きます。
- 垂直式は最大20m(オプション使用で最大40m)の荷揚げを実現! アルミ製のレールをつなぐことで必要な高さに調節できます。
- 各部材は最長1.8mなのでトラックを手配する必要なし! 軽ワンボックスでも車種によって積載でき現場への運搬が容易です。
- レールの上下には台車の自動停止リミット付き! 荷受け合図者が不要のため、一人でも資材などの重量物を上げ下げできます。
- 垂直式のスカイアールキャリーは、階段開口部、吹抜け、押入れスペースにも設置可能! 室内での石膏ボード、フロア材、複層ガラスなどの重量物も荷揚げできます。
動画でみるスカイアールキャリー垂直式(YouTube)
スカイアールキャリーを使えば法面でも荷揚げ作業が楽々
スカイアールキャリー垂直式の仕様と価格
主要寸法図
製品仕様と価格
商品名 | スカイアールキャリー | |
---|---|---|
型式 | UPRR620-15M(垂直式) | |
基本セット | 定格荷重 | 110kg(台車含む) |
優ウィンチ20m | 26kg(100V/600W) | |
620用リミットボックス | 5kg | |
620用補助付き台車 | 17kg | |
上部滑車(帽子式) | 5kg | |
下部レール1.8m | 8kg | |
中間レール1.8m | 7.5kg×7本 | |
中間レール0.6m | 4kg×1本 | |
パイプ用固定金具 | 2kg×8個 | |
オプション | 中間レール、ハイパワーリミットボックス、箱型台車など | オプション利用で荷重130kg(台車含む)までOK! 詳細はお問い合わせください。 |
価格(税込) | 1,439,900円 | |
配送料 | 都度お見積り |
商品名 | スカイアールキャリー | |
---|---|---|
型式 | UPRR620-20M(垂直式) | |
基本セット | 定格荷重 | 110kg(台車含む) |
優ウィンチ20m | 26kg(100V/600W) | |
620用リミットボックス | 5kg | |
620用補助付き台車 | 17kg | |
上部滑車(帽子式) | 5kg | |
下部レール1.8m | 8kg | |
中間レール1.8m | 7.5kg×10本 | |
中間レール0.6m | 4kg×1本 | |
パイプ用固定金具 | 2kg×11個 | |
オプション | 中間レール、ハイパワーリミットボックス、箱型台車など | オプション利用で荷重130kg(台車含む)までOK! 詳細はお問い合わせください。 |
価格(税込) | 1,674,200円 | |
配送料 | 都度お見積り |
使用上のご注意
- *「巻上機」の講習が必要です。
- *台車には人を絶対に乗せないでください。
- *ガイドレールを登り降りしないでください。
スカイアールキャリー垂直式の活用事例
足場を組まれている現場なら垂直式のスカイアールキャリーがすぐに使用できます!スカイアールキャリー垂直式を活用して重量物の荷揚げ作業を改善した事例をご紹介いたします。
事例Aコンクリート殻の荷揚げにスカイアールキャリー
クレーン車が使えない現場でコンクリート殻の荷揚げ作業を大幅に改善!
スカイアールキャリー垂直式を利用して河川のコンクリート殻を撤去した事例です。
河川にあるコンクリート殻を撤去する作業をおこなうにあたり、そこは、現場横の道路幅が狭いため、クレーン車を使うと道路を完全に通行止めにしなくてはならない環境でした。しかし、その道路は長い時間通行止めにすることができない道路だったため、どうやってコンクリート殻を河川から荷揚げするか、作業方法に困られていたそうです。
元々作業するにあたり、足場は設置する予定だったとのことで、その足場に設置できる垂直式のスカイアールキャリーはもってこいの荷揚げ機でした。
スカイアールキャリー垂直式の部材は、アルミ製のレール1.8mを8本、1.2mを1本、足場へ固定する固定金具9個、100Vウインチ、台車、リミットスイッチ、操作スイッチ類で構成されています。スカイアールキャリーの組み立ては簡単で、アルミ製のレールを繋ぎ合わせてウインチと台車を取り付け、足場に固定して100Vの電源をつなげば、組み立て完了です。組立てに要した時間は、作業員2名で約2時間でした。
スカイアールキャリー垂直式の最大荷重は130kg。巻き上げ速度は毎分30mと、荷揚げ作業も効率的にとても早くおこなうことができます。
今回はコンクリート殻を運ぶということで、お客様の方では木箱を制作され、さらに殻を運びやすい仕様にして、スカイアールキャリーを使用されていました。
こちらの現場からは、「計画段階からの相談、機械の選定、取扱いの説明など、すべて任せることができて助かった。」とのお言葉をいただきました。
事例A狭い屋内での荷揚げにスカイアールキャリー
荷揚げ機を設置できない現場で屋内用石膏ボード200枚の荷揚げ作業を1時間で完了!
スカイアールキャリー垂直式で9m上の保管場所に石膏ボードを上げる作業時間を大幅に短縮した事例です。
「屋内用石膏ボードを9m上の保管場所に上げたいが、荷揚げ機を設置するスペースがない。」
そのため、仮設足場を組んで、その狭い通路から人力で一枚ずつ石膏ボードを運んでいましたが、そうなると、真夏は体力の消耗が激しい、運搬中の石膏ボードの破損や落下のリスクがあり心配、ということでスカイアールキャリー垂直式をご利用いただきました。
スカイアールキャリーは、少しのスペースがあれば屋内にも設置できます。
こちらの現場では仮設足場を組まれているということなので、専用固定金具を使えば足場に直接設置できる垂直式のスカイアールキャリーをご利用いただき、作業時間が大幅に短縮!
まず、スカイアールキャリーの設置作業に30分。そして、石膏ボード200枚を荷揚げする作業はわずか1時間。計1時間30分で石膏ボード200枚を9m上の保管場所に上げる作業が完了しました。
もちろん運搬中の石膏ボードの破損、落下もゼロ。職人の方の体力もほぼ消耗せずに作業を終えることができました。
事例A耐震補強工事で石膏ボードの荷揚げにスカイアールキャリー
公共施設の大ホール内での耐震補強工事にスカイアールキャリーが大活躍!
スカイアールキャリー垂直式を利用して石膏ボードや資材などの重量物を天井まで荷揚げした事例です。
とある業者様から「公共施設の大ホール内での耐震補強工事にて、石膏ボードや軽量材料などの資材を天井まで荷揚げしたい。」とのお問い合わせをいただきました。
現場のそのホールは収容人数800名ほどの大ホールで、会場内は階段式の客席であり、会場内全体に仮設足場を組んでいたため、その状態では荷揚げ作業をおこなえるスペースが少なく、当然クレーンを入れることもできませんでした。「少しのスペースで天井部ボードや部材を荷揚げできる良い機械はないのか。」と頭を悩まされていたそうです。
まさにこのような現場にピッタリの垂直式スカイアールキャリーをご案内いたしました。
スカイアールキャリーは組立式の多目的荷揚げ機で、組み立ての段階で全体の長さを作業に必要な長さに選定することができます。
すでに現場であるホール内全体に足場が組まれているとのことでしたが、垂直式のスカイアールキャリーなら、足場用の専用固定金具を使ってその足場全体にスカイアールキャリーを直接取り付けられるので、場所をとらずに荷揚げすることができます。
これによって、少しのスペースでも簡単に安全に、石膏ボードや軽量材料などの資材を天井まで荷揚げすることができました。
事例A足場を使った太陽光パネルの荷揚げにスカイアールキャリー
仮設足場の部材仮置き場に低騒音で安全に太陽光パネルを荷揚げ!
クレーンでの荷下ろしはリスクが高くホイストを使っていた現場がスカイアールキャリーにした事例です。
太陽光パネルの設置業者様からお問い合わせがありました。
「集合住宅の屋上に太陽光パネルを設置する工事だが、集合住宅の屋根が山型であるため、安全な荷下ろしを考えるとクレーンは使用したくない。また、現場の環境は団地内なので低騒音の機械で作業したい。」
現場の状況をお伺いすると、太陽光パネルを設置する屋根が山型で傾斜があるため屋根の上に部材を置くことができず、仮設足場の上に部材を仮置きしているが、この仮置き場にベビーホイスト(ウインチ)や人力で太陽光パネルなどの部材を荷揚げされているとのこと。屋根が山型であるがゆえに万一のことを考えるとクレーンはリスクが高く、かといって人力では効率が悪く作業員への危険も伴います。
そこで「なにか良い機械はないか。」とのご相談をいただきました。
スカイアールキャリーは組立式の荷揚げ機で、数種類の長さの違うレールを組み合わせて組み立てるため、使用するレールを選定することによって現場の高さに合わせることができ、仮設足場の中にスカイアールキャリーのレールを専用金具で固定して使用します。
また、スカイアールキャリーで荷揚げする際のウインチは低騒音なので、住民の方に騒音のご迷惑をかけることもありません。
結果、屋上での作業の進捗に合わせたタイミングで必要な部材を迅速に上げることができ、効率的に安全な作業をすることができました。
スカイアールキャリー傾斜式
スカイアールキャリー傾斜式とは
スカイアールキャリー傾斜式とは、組立式の傾斜型荷揚げ機のことです。
傾斜式のスカイアールキャリーもレールは最長1.8mの部材に分割できるため、軽バンでも運搬が可能で、車両から現場まで容易に持ち運びできます。組み立ても簡単、荷揚げ台車は家庭用の100V電源が1つあれば動きます。
足場を組まずに作業する場合や足場を組めない現場などで、傾斜式のスカイアールキャリーを設置できるスペースがあれば、クレーンなどの大型の機械を使用せずに資材や部材、撤去物などの重量物を簡単に安全に上げ下げすることができます。
スカイアールキャリー傾斜式は、上部・中部・下部、3つの支柱で支えて対象の建物に立てかけて使用しますが、法面や階段にも利用できます。法面では、20°以上ある傾斜地に単管を打って、その上にスカイアール傾斜式を寝かせて使用します。
3mほどのちょっとした高さから3階建ての屋上ぐらいの高さまで、土手や山の中など、資材や部材、撤去物など重量物を上げ下げする距離に応じてレールを選定することにより、様々な場所で様々な荷揚げ作業に対応できます。
また、低騒音なので、住宅地での使用にも適しています。
当社では、スカイアールキャリーのレンタルと販売をしておりますので、お客様の使用頻度に合わせてご利用手段を選んでいただけます。まずはお気軽にご相談ください。
スカイアールキャリー傾斜式の特長
- 簡単に組み立てられて設置が簡単! しかも家庭用の100V電源が1つあれば荷揚げ機が動きます!
- スカイアールキャリーは、分割式のアルミ製レールをつなぐだけのシンプルな構造で、レールの組合せが自由です。
- 3階の屋根まで届く長さまで組合せでき、レール・ウインチ・台車の組合せにより様々な現場環境に対応できます。
- 通常の傾斜式なら3階建ての高さまで(約10m)、法面での使用時は最大40mまで、レールを組み合わせることができます。
- スカイアールキャリーの部材は最長で1.8m! 軽ワンボックスにも積める(車種によります)長さなので、山の中などクレーンが入れない場所でも現場まで容易に運べます。
- 当社オリジナル機能「自動停止リミットスイッチ」をレールの上・下に取り付けると、荷台が自動的に止まります!
- 荷受け合図者不要で、一人でも安心・安全に重量物を荷揚げすることができます。
動画でみるスカイアールキャリー傾斜式(YouTube)
スカイアールキャリーでマンション屋上に資材を荷揚げ
スカイアールキャリーが階段の荷揚げで大活躍!
スカイアールキャリー傾斜式の仕様と価格
主要寸法図
製品仕様と価格
商品名 | スカイアールキャリー | |
---|---|---|
型式 | UPRR106-2F(7.2m)傾斜式 | |
基本セット | 定格荷重 | 110kg(台車含む) |
優ウィンチ20m | 26kg(100V/600W) | |
106用リミットボックス | 5kg | |
106用パネル台車 | 20kg | |
上部滑車(帽子式) | 5kg | |
上部支柱 | 7kg | |
中間支柱 | 5kg | |
下部支柱 | 12kg | |
間がりレール | 12kg | |
下部レール1.8m | 8kg | |
中間レール1.8m | 7.5kg×3本 | |
中間レール1.2m | 5kg×1本 | |
オプション | 106用荷揚台車、中間レール、ハイパワーリミットボックス、中間ローラー、軒スタンド、レール受け支柱など | オプション利用で荷重130kg(台車含む)までOK! 詳細はお問い合わせください。 |
価格(税込) | 1,265,000円 | |
配送料 | 都度お見積り |
商品名 | スカイアールキャリー | |
---|---|---|
型式 | UPRR106-3F(10.2m)傾斜式 | |
基本セット | 定格荷重 | 110kg(台車含む) |
優ウィンチ20m | 26kg(100V/600W) | |
106用リミットボックス | 5kg | |
106用パネル台車 | 20kg | |
上部滑車(帽子式) | 5kg | |
上部支柱 | 7kg | |
中間支柱 | 5kg | |
下部支柱 | 12kg | |
間がりレール | 12kg | |
下部レール1.8m | 8kg | |
中間レール1.8m | 7.5kg×4本 | |
中間レール1.2m | 5kg×2本 | |
オプション | 106用荷揚台車、中間レール、ハイパワーリミットボックス、中間ローラー、軒スタンド、レール受け支柱など | オプション利用で荷重130kg(台車含む)までOK! 詳細はお問い合わせください。 |
価格(税込) | 1,358,500円 | |
配送料 | 都度お見積り |
使用上のご注意
- *「巻上機」の講習が必要です。
- *台車には人を絶対に乗せないでください。
- *ガイドレールを登り降りしないでください。
スカイアールキャリー傾斜式の活用事例
足場を組まない現場や法面、住宅地などでの荷揚げ作業には、傾斜式のスカイアールキャリーが超便利!スカイアールキャリー傾斜式を活用した荷揚げ作業の改善事例をご紹介いたします。
事例Bマンションの屋上緑化工事にスカイアールキャリー
マンションの屋上に250袋の砂利石を上げる作業を2時間で完了!
スカイアールキャリー傾斜式を利用して大幅に工数を削減した事例です。
千葉県にある造園業者様からお問い合わせをいただきました。
「マンションの屋上緑化のために共有部分の屋上に砂利石を敷き詰める作業で、マンションの屋上に1袋10kgの砂利石を250袋上げなければならないが、屋上に上がる階段もなくクレーンも入れない環境で困っている。何か良い機械はないか?」
屋上までの高さはたった3m。脚立を使って運ぶことのできる高さではあるが、10kgの砂利石を抱えて250回も脚立を上り下りするのは相当の労力を要し、時間のかかる作業になります。また、10kgの砂利石を抱えての脚立の上り下りは大変危険です。
簡単に設置できて重量物を効率よく荷揚げする機械がないか、色々と探されたそうですが、見当たらなかったとのこと。
そこで、当社ではスカイアールキャリーをご提案し、傾斜式のスカイアールキャリーをご利用いただきました。
スカイアールキャリーは狭い場所でも使え、設置も簡単。しかも、台車の最大積載能力は110kg(台車の重量を含む)ありますので、人力とは異なり、一度にたくさんの砂利石袋を屋上に上げることができます。
お客様の方では当初、脚立を使って3人がかりで2日間の作業を予定されていましたが、スカイアールキャリー傾斜式の利用で、なんと3人で10kgの砂利石250袋の荷揚げ作業を2時間足らずで終えてしまったそうです。
お客様からは「労力も使わず、しかも安全に作業を終えることができてしまい、驚くばかり。」とのご感想をいただきました。
事例B電線もかわせる荷揚げ機スカイアールキャリー
ビルの前面道路に複数の電線がある現場でスカイアール傾斜式を活用!
ラフタークレーンを使えない環境で部材や資材など重量物の荷揚げを実現した事例です。
あるビルの屋上緑化工事のため、屋上緑化施工会社様からのお問い合わせがありました。
「ビルの屋上に屋上緑化の部材や資材などを搬入したいが、荷揚げ作業ができる位置が限られ、ビル前面の道路幅も狭く、さらにビル前面にぶら下がっている複数の電線が邪魔で、ラフタークレーンを使った荷揚げができない。何か良い方法はないか。」
ビルの屋上に重量物を上げる作業はよくありますが、そこは、道路の幅が狭くクレーンの設置が難しい、クレーンを設置できたとしても重量物を上げる際に電線に引っかかってしまう、屋根まで上がれる階段がなく人力による作業もできない、という環境でした。
しかし、そのような環境でも一気に問題解決できる方法があります。
スカイアールキャリーは狭いスペースでも使える簡易型荷揚げ機なので、このような現場環境には最適です。初めての方でも付属する説明書を見ていただければ容易に組み立てできる仕様で、荷揚げ作業も2人いれば簡単かつ安全におこなうことができ、人件費のコストダウンにもつながります。
スカイアールキャリー傾斜式をご利用いただいたご担当者様からは、「2つの悩みが解消でき、低騒音で近隣の方にもご迷惑がかからなかった。」と、結果にご満足していただくことができました。
事例Bスカイアールキャリーで線路脇の法面盛り替え工事も楽々
線路脇の法面盛り替え工事を効率よく安全に!
瓦礫や土嚢などの重量物をスカイアールキャリー傾斜式で荷揚げした事例です。
千葉で作業されている業者様から一本のお問い合わせがありました。
「線路脇の法面盛り替え工事をしているが、現場の法面に従来の昇降機が設置できない。人力で瓦礫や土嚢などを運ぶにしても電車が通る度に作業を中断しなければならず、時間がかかりすぎて困る。」
その現場は、線路と法面との間が狭く、その狭い場所で大量の瓦礫や土嚢を法面上の道路へ上げなくてはならないという、命に関わる危険と隣り合わせの環境でした。
線路と法面との間が狭いため従来の荷揚げ機の設置が難しく、仮に従来の荷揚げ機を設置できたとしても、瓦礫や土嚢などの重量物を法面上の道路に上げてから、法面上の道路に停めたトラックに積み込むのがまた一苦労だと思います。
そこでスカイアールキャリー傾斜式のオプション付きをお勧めいたしました。
スカイアールキャリーの荷揚げ速度は毎分25mとスピードもあり、オプションのご利用で一度に最大130kg(台車含む)までの荷揚げができます。狭い場所でも効率よく作業できますので、電車の通過に気をつけながら安全に荷揚げ作業を終えることができました。
また、スカイアールキャリーの上部(搬出口)を法面上に停めてあるトラックの荷台の高さに設置することにより、搬出した重量物を道路上からトラックの荷台に積み込む作業を省力化、作業時間を大幅に短縮することができました。
事例B高速道路の法面現場で資材の荷揚げにスカイアールキャリー
スカイアールキャリー傾斜式で11mある法面上に資材を荷揚げ!
高速道路脇に設置されている防護柵の撤去および設置作業の改善事例です。
北海道の土木工事業者様から「高速道路の脇に設置されている防護柵の撤去および設置工事をおこなう際に、資材を約11mの高さの法面上に荷揚げするリフトを探している」とのお問い合わせがありました。
撤去する防護柵の重量は約20kg。防護柵を上げ下ろしする箇所は一箇所ではなく、少しずつ作業場所を移動しながらおこなうとのこと。そして、工事現場は高速道路脇のため、あまり大きな機械は使えないとのこと。高速道路の脇なのであまり荷揚げするスペースもとれません。また、法面の高さが11mもあるため、現場の方は頭を悩ませていました。
そこで、スカイアールキャリーの登場です。
スカイアールキャリーは、現場の高さが11mあっても、現場まではコンパクトに分解した状態で運び入れ、使用する現場で11mの長さにレールを組み立てることができます。
アルミ素材のレールは軽量で移動も簡単なので、このような現場環境や移動しながらの作業にも最適です。
組み立てにかかった時間はわずか1時間。法面での使用ということで、法面の傾斜に沿った形でスカイカールキャリー傾斜式を設置していただきました。
こちらの現場では、スカイアールキャリーを利用することで1枚約20kgの防護柵を一度に5枚ずつ運ぶことができ、作業効率も、1枚ずつ人力で上げ下げしていたときよりも格段に良くなりました。
事例B階段状の法面でもスカイアールキャリーが大活躍
道路の緑化工事でスカイアールキャリーが大活躍!
傾斜式のスカイアールキャリーを活用して発泡スチロールを階段状に積み上げた事例です。
「4車線道路の緑化工事で、EPS工法による発泡スチロールの積み上げ作業の5段目(高さ約7m)以上はクレーンを使っておこなっていたが、クレーンだと風の影響で資材が大きく揺れてしまう。安全面に問題があるので何かいい機械はないか。」
(EPS工法とは、盛土の材料として大型の発泡スチロールブロックを階段状に積み上げていくもので、材料の軽量化、耐圧縮性、耐水性、積み重ねた場合の自立性などの特性を有効活用する工法です。)
現場は法面ですが段差が階段状になっています。そして、発泡スチロールブロックのサイズは約2,000mm×1,000mmとかなり大きさもあります。
「はたしてそのような場所で、しかも大きさのある資材を、スカイアールキャリーは荷揚げすることができるのか。」
答えはYES!
傾斜式のスカイアールキャリーは、専用の部材を使用することで段差がある斜面にも対応でき、大きさのある資材であっても、荷揚げ台車に積載可能なサイズであれば最大130kg(台車の重量を含む)のものまで高所に上げることができます。
使用に関してご不安だった現場へは、仕様などの詳しいご説明をさせていただき、スカイアールキャリーをご利用いただくことになりました。
結果、安全に効率よく作業を進めることができたと好評で、これを見た隣の工区で同じ施工をされていた他の業者様にも、スカイアールキャリーを同じ仕様でご利用いただきました。
事例B事務所移転時の荷物をスカイアールキャリーで荷下ろし
スカイアールキャリーを使って二階倉庫内にある大量の書類などの荷物を荷下ろし!
事務所移転時に階段を使わず二階から楽に荷下ろしできた事例です。
ある会社様から、「事務所の移転作業をおこなうのに、段ボール箱に入った大量の書類や荷物などが二階倉庫にあるので、それを二階の窓から階下に下ろせる機械はないか。」というご相談がありました。書類はすべて段ボール箱に梱包してあり、その他の荷物には棚やソファといったものがあり、二階までは4mほどの高さです。
荷下ろしの方法としては、階段を使って人力で一つずつ下ろすか、二階の窓から何らかの方法で階下に下ろすか、のいずれかになると思いますが、多数の重たい段ボール箱をいちいち人が階段を使って下ろしていたんでは日が暮れてしまいます。
お客様のご要望は「二階の窓から荷物を下ろしたい。」とのことでしたので、傾斜式のスカイアールキャリーを外から窓に向け、スカイアールキャリーの上部(先端部分)を二階倉庫の窓の中に入れて設置します。こうすることによって荷物は、二階でスカイアールキャリーの台車に載せられるだけ載せて、あとは人力ではなく機械で簡単に下ろすことができました。
さらに、二階の倉庫では、荷物が窓(スカイアールキャリーの先端部分)から10mほど離れていたため、机の上にローラーコンベアを設置して作業をより楽にし、さらに作業効率をアップさせました。
事例Bスカイアールキャリーで店舗屋上に太陽光パネルを荷揚げ
住宅地にある営業中の店舗屋上に太陽光パネルを荷揚げ!
ラフタークレーンなどの大型機械で営業の邪魔をすることなく安全に施工した事例です。
太陽光パネルの施工会社様から、「住宅地にある営業中の店舗の屋上に太陽光パネルを荷揚げしたいが、現場の環境が住宅地であることと営業中の店舗であることから、ラフタークレーンのような大型機械を使用するのは人に当たる危険があり危なくて使えない。なにか良い機械はないだろうか。」というご相談をいただきました。
確かに、何も問題のない現場であればラフタークレーンを使用できるのですが、こちらの現場には、1.営業中の店舗である。2.住宅地にある。3.生活道路を塞いではいけない。4.騒音をたててはいけない。といった4つの問題点がありました。
これらの問題点を回避して安全に太陽光パネルの設置工事をおこなうには、スカイアールキャリーしかありません。スカイアールキャリーなら4つの問題点を解決できます。
狭いスペースに設置できるスカイアールキャリーは、小型の機械なため店舗の営業の邪魔にならず、生活道路を塞ぐ必要もありません。
また、低騒音で荷揚げできる機械なので、住宅地であっても安心して使用できます。
スカイアールキャリーの上部と下部にはリミットスイッチ(オプション)を付けることができ、リミットスイッチは、太陽光パネルを荷揚げする台車を所定の位置で自動停止させるため、パネルの落下や破損のリスクもなく安全に作業することができます。
事例B狭い現場でのパネル荷揚げ作業をスカイアールキャリーで解決
間口が狭くクレーンを止められない現場でスカイアールキャリー!
現場に面した道路を通行止めにすることなく太陽光パネルを短時間で安全に荷揚げした事例です。
とある地方の太陽光パネル施工会社様から、「高さ3m程のガレージの屋根の上に太陽光パネルを設置したいが、ガレージへの間口が狭くてクレーンを止められない。」とのご相談を受けました。
作業自体はそれほど難しいものではないのですが、その現場に面している道路は非常に狭く、パネルを荷揚げするためのクレーンを設置すると、一般車両が通れなくなってしまう環境でした。
このような場合、従来のやり方ですと、まず工事の前に近隣の方々にご挨拶回りをして、一時的に道路を通行止めにすることに同意してもらわなければならず、その道路を所轄する警察署には、道路使用許可申請書を提出して道路の使用許可を取らなければなりません。
もしくは、高さが3mほどということなので、梯子を使って一枚ずつ手作業でガレージの屋根の上にパネルを運ぶか、のいずれかになると思います。
しかし、今回は近隣の方々の理解を得るのは難しく、太陽光パネルの落下や破損のリスク、作業中の安全性などを考えると、梯子を使って一枚ずつ手作業でガレージの屋根の上に上げるという策もとれない、とのことでした。
このような状況は稀なことではなく、よく現場のご担当者様からご相談を受けます。
スカイアールキャリーは、こういった環境での荷揚げ作業を得意とする荷揚げ機で、今回のように荷揚げ先が3m程の高さで足場も組まない現場には、傾斜式のスカイアールキャリーをお勧めします。
また、ラフタークレーンを使用する場合は、道路使用許可の申請、ガードマンの配置、近隣住民への挨拶回りなど、工事自体の他にも時間やコストがかかりますが、スカイアールキャリーはクレーンが使えない現場でも使用でき、荷揚げの役割分担も容易、効率的に作業できるため、作業時間の短縮とコストダウンも実現します。
事例B地下街の階段にも設置できる荷揚げ機スカイアールキャリー
どんな現場にもコンパクトに運べて階段での重量物運搬にも使える!
地下街の整備工事などでスカイアールキャリーを活用して重量物を搬出入した事例です。
駅の再開発現場にて、「地下街の整備、駅ビルの開設工事をおこないたいが、資材などの重量物を搬出入させる出入り口が階段で、そこしか資材などを運搬できる経路がない。」とのご相談がありました。
以前は階段用の荷揚げ機を使って資材などの重量物を運びこんだり運びだしたりされていたそうですが、以前使用した階段運搬機は、機械本体が大きく現場までの運賃が高かったため、もう少しコンパクトで機械本体の運搬費用(運賃)がかからない機械が良い、とのことでした。
であれば、スカイアールキャリーが最適です。
スカイアールキャリーは複数のレールを組み立てて設置する組み立て式の機械ですから、分解すれば軽バンでも運搬可能なほどコンパクトになり、機械本体の運搬が容易です。運送会社に運送を依頼したとしても高価な運賃はかかりません。
現場に到着したら、資材などの重量物を上げ下げする階段の長さに合わせてレールを組み立て、階段用の部材でスカイアールキャリーを階段に設置すれば、すぐ使用できます。
レールの上部と下部にオプションのリミットスイッチ(荷台の自動停止機能)を取り付けると、人が荷台を受け止めなくても自動で荷台が止まりますから、安全に操作でき、荷物がスカイアールキャリーを上下している間、人が機械につきっきりでいる必要もありません。
例えば、受けた荷物をトラックの荷台などに積んでいるうちに次の荷物が届く、といった感じで運搬作業をどんどん進めることができます。
機械本体の運賃も廉価なスカイアールキャリー。
現場への機械の搬入コストも削減できます。